茨城ドクターヘリ視察

2011年5月16日 (月)

昨年7月より導入されたドクターヘリの視察とその救命救急体制に関してお話を伺ってきました。

導入されてから今年の4月までの10ヶ月間で、茨城県全体で要請件数411件、その内出動件数333件とスタート年度としては順調に稼動していると 言ってよさそうです。市町村別の出動要請状況を見るとひたちなか市が圧倒的に多く、要請件数91件、その内出動件数74件ということでした。

ひたちなか市の出動要請が多いというのは、必要件数も多いということもあるかもしれませんが、それ以上に消防としてドクターヘリに対する理解が浸透しているあらわれでもあると思います。

ドクターヘリは患者の移送もありますが、何と言っても一刻をあらそう救命の場面においていち早く医師、看護師を現場に送り込めるという利点がありま す。特に出血がひどい状況においては初動が重要になってくるそうです。ドクターヘリは出動要請から約2分で飛び立つことが出来、水戸医療センター、もしく は水戸済生会総合病院から県内どこでも約20分で到着することが出来るそうです。

医師、看護師、パイロット、通信オペレーターの方々と話をしていて、チーム一丸となって一人でも多くの「救える命を救いたい!」という情熱が伝わっ てきました。まだまだ運行始めたばかりのドクターヘリですが、今後より力を発揮できるための意見交換を続けていきたいと思います。

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